2007年 05月 09日
子供の頃にテレビのニュースを見ていて、どうして原油高で洗剤や紙が値上がりするのかわからなかった。 (トイレットペーパーは田舎の便所には関係ないが、やはり「ちり紙(死語だな)」は使う。) 今ならあのデマがどのように広まったか調べられるのだろうが、だいたいのオチは見えるので横着する。 もっとわからなかったのは、鉛筆や消しゴムからガキの主食「インスタントラーメン」に至る何もかもが一気に値上がりした事だった。 それまでは銅貨が主流通貨であったガキの暮らしが、銀色がなければ店に入れないような世界になった。 その時になってようやく、世の中にはガキに小銭しか与えられない家と札を与えられる家があるんだと理解した。 iza:キユーピーのマヨネーズ、17年ぶり値上げ 油高騰で キユーピーは8日、6月1日出荷分から、家庭用と業務用のマヨネーズの価格を引き上げると発表した。値上げは平成2年以来17年ぶり。 原因は勿論「バイオエタノール」。 また、どこかの誰かに踊らされている気がするのは・・・ (以下は思いつきの妄想なので価値はない) だいたい、そこらに勝手に生えてる雑草を発酵させるわけではない。 科学肥料を使い、動力を使って水を撒き、機械で収穫して輸送して加工して・・・と、エネルギーコストはしっかりかかっている。 将来を見据えての研究ならわかるが、今現在、(金じゃなくてエネルギー効率として)実用化は計算が合うのだろうか。 日本でも、ほんの数パーセント混ぜただけで「環境に~」「温暖化対策に~」などと謳い、政府の補助により価格を従来品と同じにして売り始めた。 (実際は税金で払ってるので朝三暮四なんだが。) バイオエタノール、バイオガソリンって何? 本来は食用にならない植物加工の残り(油の絞りカスやサトウキビなど)の再利用だったと記憶。 それがアメリカの推進政策の影響で、地球規模でトウモロコシや小麦、ビート(甜菜 、さとうだいこん)・・・と、食えない物ではなく糖質を多く含む作物その物が尽く燃料資源として持って行かれる状況となった。 畑の面積が有限なのに、より高く売れるのが燃料用となればそっちに傾くのは当たり前、その分、食用(含、植物油原料用)が減るのも当たり前だ罠。 さらに穿った見方をすると、例の「遺伝子組み換え作物」の話が出てくる。 食用でなければ嫌悪を示す人間も少なくなるし、自然派もガソリンの高値に頭が痛いのは同じ。 「環境に優しい」というマジックワードに酔う人は多いだろう、酔ってるから真偽は確かめない。 種子メジャーは笑いが止まらないだろう。スローフードだロハスだと言ってた人間の門を開けられる鍵を手に入れたのだから。 オレンジ畑が作物転換で激減→ジュース高騰なんて話も今頃出てきてるし大豆の先物なんてもうすごい事に。 まるで自分が、真に環境を考える人間のような物言いになってしまったな。 (自分だけが真実を理解していると思い込む陰謀論者のようにも) で、実際どうなんだろ? 農地の面積拡大?今後は世界的に水不足(と極端な大雨)になるのは避けがたいと思うのだが。 それを防ぐ為であるべきものが逆効果になるのはよくある事。 ん~取りとめも知識もない事を考えるとこめかみに血管が浮いてしまうな。 (今日も漢字が書けなくて腹立ったし=復習を兼ねて一週間分140問で102正解、でも今日の分は8/20・・・) 中途半端やのぉ
by jsdf1100411
| 2007-05-09 01:23
| 小ネタ / 浅読み
|
アバウト
カレンダー
りんく
タグ
カテゴリ
最新の記事
最新のトラックバック
以前の記事
2013年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 09月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 02月 2009年 12月 more... 検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||